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セミナーレポート

これまでに開催したセミナーのレポートです。

セミナータイトル “見つめて”“触れて”“語りかけて” 認知症ケア「ユマニチュード」~認知症のお客様と絆を結ぶ~
分類 認知症
開催日 2017年10月18日
エリア/主催 東北/ニチイ学館 郡山支店
会場 ニチイケアセンターあさか
講師 ニチイケアセンターさくた
看護師・介護支援専門員
大沼 惠子 氏
概要 「ユマニチュード」について、講師の体験談や参加者同士のロールプレイ等を交えながら、認知症ケア「ユマニチュード」について勉強しました。

“見つめて”“触れて”“語りかけて” 認知症ケア「ユマニチュード」~認知症のお客様と絆を結ぶ~

認知症

◆プログラム
1.「ユマニチュード」とは
2.DVD視聴
3.講師の介護現場での実体験
4.「ユマニチュード」を実践・体感
5.質疑応答

◆参加者
郡山支店所属の看護スタッフ・介護スタッフ等 : 11名

■大沼講師

■大沼講師

◆開催レポート

【講義内容】

1.「ユマニチュード」とは

・考案者:イヴ・ジネスト氏(フランス人)
・フランスで35年前から研究が進み、今ではドイツ・カナダなどでも導入
・「ユマニチュード」は、本人の望まない強制的なケアを無くし、
コミュニケーションの改善を目的とする
・「ユマニチュード」の基本の柱
①「見る」:見ることは愛の表現、見ないと「あなたは存在しない」と告げること
②「話しかける」:話す理由は言語情報を伝えるためだけではない
③「触れる」:やさしさを相手に伝える触れ方、体に触れる事は脳に触れること
④「立つ」:立つことは知性の根幹、人は死を迎える日まで立つことができる

2.DVD視聴

<ユマニチュード 4つの基本の柱>
(「あなたのことを大切に思っている」と伝えるための技術)
①「見る」
・水平の視線→平等な関係性を伝える
・正面からしっかり見る→正直さが伝わる
・近くから、水平に、正面から、長い間、瞳と瞳を合わせる
→ポジティブさ、愛情を表現する
②「話す」
・穏やかに、ゆっくり、前向きな言葉を用いて話しかける
・相手から返事がない場合は、オートフィールドバック(ケアの実況中継)を用いて、言葉を絶やさないようにする
③「触れる」
・広い面積で、柔らかく、ゆっくり触れることで、優しさ・愛情を表現
・触れる順序は敏感ではないところから、例えば肩や背中から
(手や顔はとても敏感)
④「立つ」
・ 立つことで、呼吸器系や循環器系の機能が活発になり、
血流がよくなることで褥瘡も予防
・立って歩くことは知性の根幹、人間であることの尊厳を自覚する手段でもある

3.講師の介護現場での実体験

①『以前、ケア中に認知症のお客様に靴で叩かれたことがあった』
・その時なぜ叩かれたのかはわからなかった
・「ユマニチュード」を学び、認知症のお客様を理解できていなかったのではないかと気付いた。

②『いつも不機嫌だったお客様に、ユマニチュードの“5つのステップ”を試みてみた。
周りにいたスタッフから「●●さんに何をしたの?今日は朝からとても気分がよさそうなんだけど・・」と言われた』

<ユマニチュードの5つのステップ>
(すべてのケアをひとつの手段で行う)
① 出会いの準備〔来訪を伝える〕
②ケアの準備〔相手との関係性を築く(友達になる)〕
③知覚の連結〔心地よいケアの実施〕
④感情の固定〔ケアの心地よさを相手の記憶に残す〕
⑤再会の約束〔次回のケアを容易にするための準備〕

4.「ユマニチュード」を実践・体感~

・二人一組で「ユマニチュード」を実践・体感しました。

・人間関係をつくるための5つのステップ、「出会いの準備」「ケアの準備」「知覚の連結」「感情の固定」「再会の約束」を実践・体感。
・病状を理解しコミュニケーションをとって、サービスを提供することが
心の負担を軽減させ、ケアを受け入れてもらいやすくなるということが
理解できた。

■ユニマチュードを実践・体感

■ユニマチュードを実践・体感

5.質疑応答

Q1.介護現場では人手が不足していることもあり、ケアだけに集中してしまうことが多いです。
コミュニケーションを取りながらケアをするにはどうすれば良いですか?

A1.まずは正面から近づき、目と目を合わせ「こんにちは、●●さん、△△です。
今朝はとても寒かったですね。お体は冷えてないですか。」と背中をさする、ほんの数十秒のコミュニケーションです。
最初は難しいとは思いますが、何度も言葉をかけながら
ケアをしていくことで自然にできるようになります。

Q2.「お風呂ですよ」と言っても、なかなか入浴に行かない方がいます。
どのように誘導すればスムーズに入浴してもらえますか?

A2.認知症の場合、視野が狭くなっているので、視野の中心で捉えてもらえるよう、
正面から近づき見つめ穏やかな声で
「●●さん、今日は体を動かし、疲れたでしょう。」
「お風呂に入ると、とっても気持ちがいいよ」と話しかけ続け、
「お風呂に行きましょうか」と誘導してみましょう。

■セミナーの様子

■セミナーの様子

◆開催を終えて

【参加者の声】
「サービスを提供する前に利用者様との信頼関係を築くことが、いかに大切かを気付かされた。とても良いセミナーだった」
「話しながらケアをするのは、最初はむずかしいと思いますが ユマニチュードの5つのステップを実践していきたいと思います」
「今日、参加できなかったスタッフもいるので、ミーティング後の勉強会に取り入れたいです」

【全体を通して】
効果には個人差があるものの、参加者は「さっそく、取り組んでみます」と前向きに話し合っていました。

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