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セミナーレポート

これまでに開催したセミナーのレポートです。

セミナータイトル 在宅で役立つフィジカルアセスメント
分類 医療行為・知識
開催日 2017年10月17日
エリア/主催 中京/ニチイ学館 多治見支店
会場 ニチイ学館 多治見支店
講師 中津川市役所 健康福祉部
地域総合医療センター長
国民健康保険 蛭川診療所長
医師 高橋 春光 氏
概要 高橋医師を講師に迎え、“フィジカルアセスメントとは何か?”“どうやって行うのか?”について、講義とロールプレイのセミナーを行いました。

在宅で役立つフィジカルアセスメント

医療行為・知識

◆セミナーの様子

◆セミナーの様子

◆プログラム
オリエンテーション/アイスブレイク
Ⅰ. 診察デモンストレーションと説明
休憩、質疑応答
Ⅱ. グループ練習、ディスカッション
全体振り返り、質疑応答/まとめ/アンケート

◆参加者
多治見支店所属の看護スタッフ・介護スタッフ等 : 13名
外部の看護師の方:4名

◆開催レポート

【講義内容】
フィジカルアセスメントとは
●身体診査などを駆使して収集した患者の身体側面に関する情報を、分析・統合・判断する一連の過程。
●体の外から体の中のサインをキャッチし、適切な治療、看護を導くことを目的とする。

Ⅰ. 診察デモンストレーションと説明

1.頭頸部診察

(1)頭部
①頭:毛髪、顔面、頭皮、頭蓋 ②眼:瞳孔、EOM、結膜
③耳:耳介、外耳道、鼓膜、聴力
(※)聴力・・閉眼し耳から30㎝離した所で指こすり試験をする→その音が聴こえれば基本的には聴力は問題ない
④副鼻腔:前頭洞、上顎洞
(※)頬をおさえて打診→響いた感じがあるかチェック
(※)副鼻腔炎・・歯痛・頭痛に症状のひとつ
⑤口:口唇、頬粘膜、歯肉、歯、硬/軟口蓋、舌

(2)頸部
①頸部リンパ節 ②気管 ③甲状腺 ④頚動脈

2.胸部診察

<座位>
~前胸部~
①視診:胸壁、乳房 ②打診:肺(※)胸水、気胸を確認
③聴診:肺
~後胸部~
①視診:胸壁 ②聴診:肺 ③打診:肺
④叩打痛:CVA、脊椎骨棘突起
(※)背骨のグリグリを触診、打診→新鮮な圧迫骨折がある場合、打診痛、圧痛が著明(新鮮な圧迫骨折はレントゲンに写らない、MRIによる診断が必要)

<臥位>=心臓の診察
~仰臥位~
①視診:頸部、胸部の拍動、心尖拍動
②触診:頚動脈、胸部全体
③聴診:頚動脈、第2肋間胸骨右縁、第2肋間胸骨左縁、第4肋間胸骨左縁、心尖部
~左側臥位45度(心尖部の診察)
①視診:心尖拍動(※)ペコペコと動く(心尖拍動)が見える人がいる。鎖骨中線より外側に見えたら心臓が大きいと考える。見えない人は触診でみる。

★胸部診察 心音のポイント★
・Ⅰ音=低くやや長い、「ラブ」・・心尖部で大きい
・Ⅱ音=やや高く短い、「ダップ」・・心基部で大きい
・Ⅰ音、Ⅱ音、拡張期、収縮期等各成分に分けて、それぞれ一つに絞り聴取
(※)心拍が速すぎて、どれがⅠ音がⅡ音か区別がつかない時は、頸動脈を触れながら聴診する
・Ⅰ音が最も重要→まずは第4肋間でⅠ音だけ聴く(心尖部に最も近い)
・Ⅰ音は心臓の収縮を反映
→大きく聴こえるはずのⅠ音が小さく聴こえたら要注意
・心雑音は正確率が低い検査→雑音が聴こえても正常の人が多い
(※)心雑音がいつも聴こえているのに、聴こえなくなった等、変化に気づくことが重要

★胸部診察 肺音のポイント★
・肺音は病的意味が少ない
(※)肺の音だけでこの病気と疑うのは難しい

3.腹部診察

視診→聴診→打診→触診の順で行う

<仰臥位>
・視診:輪郭、発疹、手術痕、静脈怒張
・聴診:腸蠕動音、血管音、振水音(体をゆらして聴診→腸閉塞時チャポチャポという音がする)
・打診:腹部全体
・触診:痛みがある部位は最後に、下肢軽度屈曲位で手を温めて行う
①浅い触診(腹部全体、腫瘤、筋緊張)
②深い触診(腹部全体、肝下縁、脾臓、腹部大動脈瘤、腫瘤)
・その他(反跳痛、一点限局性の圧痛 他

<立位>
・腹痛のある場合、踵おとし衝撃試験
(つま先立ちから急に踵をおろした際に腹部に響くか)・・腹膜刺激症状

4.下肢の診察

①浮腫(10秒間抑える):脛骨全面、足背
non-pittting・・へこまない浮腫(甲状腺機能亢進症)
pitting edema slow・・40秒かかってもどる(腎性・心臓性浮腫)
pitting edema fast・・・肝性浮腫等
②動脈の触診
・足背動脈 ・後脛骨動脈
・膝窩動脈(上記2つが触知できない時)
※足背動脈は約1割の人が触知できない→後頸骨動脈をふれてみる(5%の人が触れない)

◆ロールプレイの様子

◆ロールプレイの様子

2.グループ練習、ディスカッション
講義の後、実際の症例をもとに看護師役・患者役となり、ロールプレイを実施、鑑別診断を考えながら、フィジカルアセスメントを行いました。

◆開催を終えて
【参加者の声】
「講義を受けるまでは『フィジカルアセスメント』について、
難しいという印象がありましたが、実際にロールプレイをやってみて、
なるほどと思うことができました」
「疑問に思う症状が、どんな視点から導き出されるかがわかり、
報告のポイントが理解できました」

【全体を通して】
ロールプレイにより理解が深まり、すぐに業務に役立つ内容だったと
思います。

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