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セミナーレポート

これまでに開催したセミナーのレポートです。

セミナータイトル 感染対策セミナー
分類 医療行為・知識
開催日 2017年01月26日
エリア/主催 関東/ニチイ学館 大宮支店
会場 ニチイ学館 大宮支店
講師 埼玉県済生会川口総合病院
感染管理認定看護師
概要 感染管理認定看護師を講師に招き、感染予防対策の基本的なことから最新の知識まで、講義していただきました。

感染対策セミナー

医療行為・知識

►セミナーの様子

►セミナーの様子

◆プログラム
1. 感染の成立
2. 感染対策の実際
3. 使用後器材の取り扱い
4. 環境の整備

◆参加者
大宮支店所属の看護・介護スタッフ:20名

◆開催レポート
【講義内容】

1. 感染の成立

“病原体の存在だけで感染は成立しない”

<感染成立の三大要因>
①感受性宿主
②病原巣(感染源)・・・ウイルス、細菌、カビなど
③感染経路・・・空気、飛沫、接触

2. 感染対策の実際

"感染成立の輪を断ち切ることが重要"

1)標準予防策で感染経路を断ち切る
『標準予防策(Standard Precaution)』
・感染の有無に関わらず、全ての人々に普遍的に適応する予防策
・血液、体液、分泌液、排泄物等や粘膜、損傷した皮膚は感染の恐れがあるものと考えて取り扱う

⑴手指衛生・・・手指に関する衛生管理のこと
・流水と石鹸を使用 : よく泡立て、15秒~30秒こする
・手指消毒剤を使用 : アルコールでも15秒~30秒こすることが望ましい

①手指衛生における注意点
・時計、指輪ははずす
・爪は短く切る
・雑になりやすい部分は注意して洗う
・手洗い後に水道栓に触らない⇒蛇口はペーパータオルで閉める
・タオル、ハンカチは使用しない⇒雑菌が繁殖する
・手を完全に乾燥させる
・液体石鹸、手指消毒剤の継ぎ足しは原則しない
(行う場合はボトルをよく洗い、よく乾かしてから)

②手指衛生のタイミング
・手袋を着用する前後
・利用者に接触する前、接触した後
・処置(ケア)前後
・血液、体液などが付着した後(付着の可能性も含む)
・清潔な物を取り扱う前

⑵個人防護具
“手袋・エプロン・ゴーグル・マスクは、正しく使用することで感染の予防対策につながる”

①手袋が必要な場面
・排泄物を取り扱う時
・傷のある身体や失禁をしている人の身体を拭く時
・口腔ケアや義歯を扱う時
・痰などの吸引を行う時
・陰部洗浄、おむつ交換時
・汚染器材を取り扱う時や洗浄する時
・血液や体液により汚染されたことがわかるリネンを交換する時
・環境整備をする時
・自分の手指に傷がある場合
・接触感染対策が必要な時

②手袋使用時の注意点
・使用前に手指衛生をする
・直前に箱から取り出す
・同じ人のケアをする時も部位ごとに交換
・他の人のケアをする時は交換
・使用途中に、破れた時は交換
・目的終了後は直ちに外し手指衛生をする
※手袋は手洗いの代用にはならない!

③マスクが必要な場面
・咳が出る人
・咳や飛沫が出る人と接する場合
・咳が出る(風邪症状がある)スタッフがケアに携わる時

④正しいマスクの着用ポイント
・鼻にフィットするよう留め金をおさえる
・頬に隙間をつくらない
・顎下まで覆う

⑤咳エチケット
・咳やくしゃみが出る時は、必ずマスクを着用する
・マスクがない場合
→ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、周囲の人から顔をそむけて1m以上離れる
・鼻水、痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、その後手を洗う
・手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗う
・咳をしている人にはマスクの着用をお願いする

⑥エプロン・ガウンが必要な場面と注意点
・オムツ交換、陰部洗浄
・嘔吐物の処理
・尿道留置カテーテル内の尿の廃棄
・汚染器材を取り扱う時や洗浄する時
・接触感染対策が必要な時
※注意点
・防水性、ディスポーザブル製品のものを選択
・後ろ開きのものがよい
・脱衣後は手指衛生を行う

⑦手袋・エプロン・マスクの設置場所
・使いやすい場所に設置(しまいこまない)
・取り出し部分が上または横向きが望ましい
・水に濡れたり汚染しない場所に設置
・人の邪魔にならない場所に設置
※箱から出た物は戻さない

2)経路別予防策で断ち切る
『感染経路別予防策』
病原体の感染経路遮断のために「標準予防策」に加えて行う感染予防対策

①飛沫感染対策
咳やくしゃみによって放出された飛沫が結膜や鼻、口の粘膜に付着することを防ぐ

②空気感染対策
微生物が付着している飛沫核(微生物粒子)を吸い込まないようにする

③接触感染対策
患者または患者環境に直接・間接的に接触することによって拡散する感染性微生物の伝播を防ぐ

3. 使用器材の取り扱い

器材の処理方法(感染の危険度に応じて器材の処理方法を区分)

『クリティカル器材』
・無菌組織や血管系に挿入するもの
・感染リスク・・高い
・処理方法・・滅菌
・例 : 気管内吸引カテーテル等

『セミクリティカル器材』
・正常な粘膜や体液、傷のある皮膚に接触するもの
・感染リスク:中等度
・処理方法:高・中レベル消毒薬、熱消毒
・例 : 呼吸器回路、口腔内吸引カテーテル

『ノンクリティカル器材』
・無傷の皮膚に接触するもの
・感染リスク:低い
・処理方法:低レベル消毒薬、熱消毒、洗浄、清拭
・例 : 体温計、聴診器等

4.環境整備

1)日常的な清掃
≪頻度≫
・1日1回以上
・汚染がひどい場合や新たに汚染が発生したら、放置しない

①清掃時の留意点
・上から下方へ、または奥から手前へ一方方向に行う
・汚染の少ないところから汚染の多いところへ進める
・細菌はホコリについて浮遊する→ホコリをたてないように取り除く
・雑巾を使用の場合は、利用者1人ごとに交換

②血液・体液・排泄物による汚染時の清掃
・手袋は必ず着用
・汚染部位を広げないよう布や紙で外側から内側に向って拭き取る
・汚染部分だけを塩素系消毒薬で清拭し、通常の床清掃を行う
・汚染された布や紙、手袋などはビニール袋に入れ、感染性廃棄物容器に廃棄

2)水まわり(流し台・手洗い場)
・湿潤環境を減らす
・必要なもののみ設置
・毎日清掃

3)浴室
・洗浄時は風呂用洗浄剤を使用
・風呂用タオルは一人ごと
・湯上りマットは一人ごとに交換
・浴槽、風呂用品、スポンジは洗浄し乾燥させる
・レジオネラ対策

◆開催を終えて

【参加者の声】
「手指衛生における注意点や手袋・エプロン・マスク等の正しい使用方法を再確認できました。」
「日常的な清掃など環境を整えることが感染対策になる為、今後更に環境整備を徹底していきたいです。」

【全体を通して】
時間が足りないと感じるくらい質問があり、業務の中で感じる疑問や不安を解消できるよい機会となりました。


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