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介護現場で働く看護師さんに聞きました 訪問看護サービスで働く看護師インタビュー 野中 春美さん(ニチイケアセンター保田窪 常勤) お客様の要望を直に聞き、自らが応える。1対1で関わる訪問看護の醍醐味です。

ニチイでお仕事をはじめたきっかけを教えてください。

27年間医療の現場で看護師として働いてきましたが、父が癌になり最後の2週間、自分で在宅看護をした経験が介護業界に入るきっかけとなりました。自宅で父を看取った時、自宅で最後を迎えられて、父は幸せだったのではないかと感じました。病院で働いていた時も、家に帰りたい、家で最後を迎えたいと考えている患者さんはたくさんいましたが、その希望をなかなか叶えられないのが実情でした。このような方々をサポートしたいという気持ちが、私をこの業界に向かわせたのだと思います。
介護保険開始当初にケアマネジャー資格を取得し、ケアマネジャー業務を経験した後、地元であるニチイケアセンター山鹿(訪問介護事業所)の管理者に就任。高齢者福祉サービスの大切さを実感する日々でしたが、2009年秋、ニチイケアセンター保田窪にニチイで2つ目となる新たな訪問看護事業所を始めるに当たり、立上げに基礎から自分の力を発揮してみたいと奮起し、管理者として就任しました。

病院でのお仕事と今のお仕事ではどんなところが違いますか?

看護学校卒業後は救急外来等の様々な診療科で経験を積み、6年間師長をさせていただき、管理者としての役割も学びました。
病院では「チームナーシング」で多くの看護師がチームでケアをしますが、お客様宅を訪問する訪問看護では、1対1。じっくりとお話しを聞き、直接要望を受け止め、深く心のケアにも携わることができます。また、病院のように機材が整っている訳ではないので、ご自宅にあるものを代用してサービスを提供することも特徴の1つです。訪問看護のお客様から「痰を取って欲しい」との要望があった時のケースですが、タッピング等を試みても排痰できず、ネブライザーの代用としてやかんの蒸気を使ったところ排痰することができました。もちろん、ご家族へは病院受診するようアドバイスしました。

今のお仕事で印象的なエピソードは?

健康管理を目的として訪問看護サービスに入っていた方のケースですが、サービスを開始して1ヶ月程経った頃、お客様の様子から「何かおかしい」と感じ、主治医に連絡して検査したところ癌と診断されました。その後、サービスの目的を健康管理から療養に切り替え、主治医との連携はもちろんのこと、訪問介護サービスとも連携をとりながらお客様をサポートしました。
ちょうど3ヶ月経った頃、夜中でしたがご家族に寄り添い、安らかな最後を看取ることができました。時期としては体調の変化等から予測していたので、ご家族がパニックになることもありませんでした。ご家族は「100年以上もの間、十分生きた」、「自宅で看取ることができてよかった」とお話されていました。

お仕事をする上で大切にされていることはありますか?

お客様・ご家族に対して謙虚な心で接することを大切にしています。
ほとんどのお客様は人生の先輩。その方が住みなれた地域でどのような生活を送りたいか、またご家族が何を希望されているか、耳を傾けながらサービスを提供することを心掛けています。

介護現場で働くことを考えている看護師さんにメッセージをお願いします。

人と人とのふれあいを大切にして、自分にできる最大限のことを精一杯発揮し、自信を持って仕事に取組んでほしいと思います。
どんなに時代が移り変わっても「白衣の天使」は決して変わることのない大切な仕事だということを忘れず、やさしさ、強さを持って頑張って欲しいです。
また、看護師として活躍できる場は医療機関だけでなく、介護現場や在宅医療にもあることを知ってもらいたいです。

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